バカラにおいて「罫線」は、勝率を向上させるための重要な分析ツールです。
中でも「大眼仔(ダイガンチャイ)」は、大路(ダイロ)に次ぐ代表的な罫線であり、次の勝敗の流れを予測するための強力なヒントを与えてくれます。
一見すると大路と同じく赤●や青●で記録されていくため、混同しやすいのですが、実際にはルールや記録方法がまったく異なります。
この「大眼仔」の使い方を理解すれば、ゲーム展開をより戦略的に読み解くことができるようになり、バカラでの勝率向上にもつながります。
それでは、バカラをより深く楽しむために、大眼仔の基本と使い方について学んでいきましょう。
バカラの大眼仔(ダイガンチャイ)とは?
「大眼仔(ダイガンチャイ、またはダァガンツー)」は、バカラで使用される複数の罫線のひとつであり、大路と並ぶ有名な分析手法です。
多くのプレイヤーは「大路(ダイロ)」をベースに履歴を確認しますが、大眼仔はその大路を参照しながら記録していく“派生型”の罫線です。
そのため、同じバカラの履歴から導き出されたものであっても、大眼仔では異なる視点から勝敗の流れを把握することができます。
使いこなすことで「次にバンカーが勝つか?それともプレイヤーか?」といった予測の精度が高まるため、特に中級者〜上級者の間で重宝されています。
なお、大路についてまだよく知らない方は、以下の記事で大路の基礎知識を詳しく解説していますので、先にそちらをご覧いただくのもおすすめです。
バカラ罫線・大眼仔(ダイガンチャイ)の見方と記入方法
大眼仔の見方や記録方法は、大路とは異なる独自のルールがあります。
パッと見では大路と似た表記に見えるかもしれませんが、実際にはカウントの基準や付け方が全く違います。
ただし、基本ルールを理解すれば難解なものではなく、慣れてくると直感的に読めるようになるでしょう。
大眼仔をマスターすれば、次の勝敗を予測するための有効な指針となり、バカラでの戦略がより精密になります。
このセクションでは、大眼仔の基本的な書き方と、それをどう読み取るかのポイントをわかりやすく解説していきます。
大眼仔は大路と「動きが一致するかどうか」を判断する罫線
大眼仔は、大路の動きを参照して「同じパターンの動きをしているか、それとも異なる動きをしているか」を記録する罫線です。
大路と同様の動きが続いた場合には赤い●、異なる動きをした場合には青い●をマークします。
つまり、勝敗そのものを記録するのではなく、「大路の傾向との比較結果」を視覚的に表したシンプルな罫線なのです。
大眼仔の基本的な書き方と判断の流れ
大眼仔を記録する際には、ゲームの進行に応じて「通常ケース」での比較ルールに従って記入していきます。ここでは、実際の記録の進め方を例とともに解説します。
例)6ゲーム目から記録を開始
以下の図では、6ゲーム目から大眼仔への記録が始まります。
このとき比較の基準となるのは、大路の直近2列の動きです。
大眼仔の記録手順
比較するポイントは「勝敗」そのものではなく、大路における**縦の並び方(動き方)**です。
具体的には、対象となる列の「玉の配置」が同じかどうかで判断します。
動きが一致した場合は赤い●を記入
比較した2列の玉の配置が同じ動きをしていれば、**赤い●**を大眼仔の最初のマス(左上)に記入します。
これは「同じ流れが続いている」と判断される状態を意味します。
大眼仔の書き方:比較できないケースとは?
大眼仔を記録する際には、常に比較対象があるとは限りません。ここでは「比較ができないケース」の具体的な判断方法を解説します。
比較する対象が存在するかを確認しよう
バカラの罫線に慣れてくると、次第に「比較対象がない」場面に出くわすことがあります。
たとえば、13ゲーム目の記録を取る際は、直前の12ゲーム目の動きを見て判断する必要があります。
比較対象が見つからないケースとは?
しかし、12ゲーム目の位置と同じ列の1つ前が空欄(=まだ記録がない)という場合もあります。
このように「前例」が存在しないため、通常の比較ができない状態です。
比較不能な場合は“連勝”を基準に記録する
このようなケースでは、現在どちらが連勝しているかをもとに判断します。
たとえばバンカーが連勝しているなら、その動きは「継続している」と見なされ、**赤い●(同じ動き)**を大眼仔に記入します。
大眼仔の書き方:引き分け(タイ)のケース
大眼仔を記入していく中で、「引き分け(タイ)」という特殊なケースに遭遇することがあります。ここではその対処法について詳しく解説します。
大路の結果がタイだった場合はどうする?
比較の基準となっている大路のマス目が「タイ(引き分け)」だった場合、通常の勝敗とは異なるため判断に迷うかもしれません。ではこの場合、大眼仔にはどのように記録するのでしょうか?
タイ(引き分け)の時は大眼仔には記入しない
結論から言えば、大路の結果が「引き分け」であった場合、大眼仔には何も記入しません。
引き分けはバンカー勝ちでもプレイヤー勝ちでもないため、「同じ動き」「異なる動き」の判定対象にはならないのです。
そのマスはスキップして、次の勝敗が確定したゲームから再び比較を開始しましょう。
実際のゲーム進行から学ぶバカラの大眼仔(ダイガンチャイ)の使い方
これまでに解説した理論をもとに、実際のバカラのゲーム進行の中で大眼仔(ダイガンチャイ)をどのように活用するかを見ていきましょう。
プレイ中にどのタイミングで比較するのか、どのような視点で記録をつけるのかを理解することで、より実戦的な使い方が身につきます。
大眼仔の判断基準まとめ
チェックポイント一覧
- 最新の大路の結果と、その1列前の同じ位置の結果を見比べる
- 動きが「同じ」であれば【●】、「異なる」なら【●】を記録する
- 1列手前に比較できるマスがない場合は次の通り
・連勝していれば →【●同じ動き】を記録
・連勝していなければ →【●違う動き】を記録 - 最新の大路が「引き分け」の場合は、大眼仔に記録はしない
6ゲーム目:まだ記録は始まらない
大眼仔への記録は、比較対象が揃った時点からスタートします。
このケースでは、まだ比較対象が存在しないため、大眼仔には記録されません。記録は次の7ゲーム目から始まります。
7ゲーム目:比較が可能になり、記録開始
7ゲーム目になると、過去の結果との比較ができるようになり、大眼仔の記録が始まります。
このときは「●同じ動き」と判断され、記録表の最初のマスにマークが入ります。
8ゲーム目:2→3と7→8を比較
このゲームでは、2→3の流れと、7→8の流れを比べます。
結果として異なる動きとなるため、「●違う動き」が記録されます。
9ゲーム目:6→7と8→9を比較
ここでは、6→7の流れと、8→9の流れを比較します。
動きが異なると判断され、「●違う動き」が大眼仔に記録されます。
10ゲーム目:8→9と9→10を比較
続いては、8→9と9→10の動きを比較。
この2つも異なる動きであったため、「●違う動き」としてマークされます。
11ゲーム目:比較できる対象がない
11ゲーム目では、比較すべき直前の位置に履歴が存在せず、記録ができません。
そのため、このゲームは大眼仔に記載されず、スキップされる形になります。
バカラの大眼仔(ダイガンチャイ)を活用した勝敗の見立て方
バカラにおける罫線の使い方には決まった型はなく、プレイヤーごとに自由なアプローチが可能です。
その中でも、「大眼仔(ダイガンチャイ)」を使った勝敗予測のひとつの見方をここで紹介します。
大眼仔の連続したパターンから次を読む
大眼仔の記録の傾向を追うことで、次に来る流れを推測できます。
例えば、大路では19ゲーム目〜25ゲーム目まで「○○○○○○○」と安定感に欠けた記録が続いていて、はっきりした傾向が見えません。
一方で、大眼仔の記録を見ると「●●●●●●●」と継続して同じマークが出ているため、次も「●同じ動き」が来る可能性が高いと判断できます。
▼このような流れから、次の大路の展開も「●同じ動き」と見込むことが可能です。
結果としてプレイヤーが勝ち、大眼仔の記録にも「●」が追加されました。
大路だけでは予測できない時に役立つ
多くのプレイヤーは大路をもとに勝敗の予測をしますが、大路の流れに明確な法則がない場合は判断が難しくなります。
そんな時は、大眼仔を参考にすると、有効な手がかりが得られることがあります。
例えば、「●同じ動き」「●違う動き」が交互に繰り返されている記録が続いていれば、次もそのパターンが続くと仮定することで、プレイの判断材料にすることができるのです。
まとめ
「バカラ 大眼仔」は罫線の中でも特に戦略性が問われる重要な要素です。単なる記録ではなく、流れを読むツールとして活用すれば、より優位にゲームを進めることができます。
バカラをさらに深く楽しみたい方は、ぜひクイーンカジノ(https://queen-casino.com/)でプレイして、大眼仔を実践的に使ってみてください。